金庫の種類


金庫が売れているようです。

先日、8年ぶりに一万円札が増刷されることを取り上げましたが、これに呼応するというよりは、先行してとしたほうが正しいのかも知れません。

売れ行き好調の原因は

  • マイナンバー制度の導入による個人番号の管理
  • マイナス金利政策によるタンス預金志向の高まり

といったことのようです。

マイナンバーに関しては事業主に個人番号の厳格な管理が義務付けられているため、その義務を履行するため事業者などが購入しているそうです。マイナンバーの管理については、ITを活用している事業主も多いものの、ITを不得意とする方や従業員が少数の事業者などは、いわばアナログで対応しています。

タンス預金志向については、マイナス金利政策の影響により、預入れ金利がさらに下がることが考えられ、ATMなどの手数料を吟味すると現金で持っていた方がよいとの考えによるものです。
また、マイナンバー制度によって、金融資産の残高が国家に把握されるのではという懸念もこうした志向の一因となっているようです。

こうした背景から売れている金庫ですが、種類があります。

  • 家事から中身を守る「耐火金庫」
  • 耐火性と防犯性を兼ね備えた「防盗金庫」

です。

ホームセンターなどで多く売られているのは「耐火金庫」で、文字通り耐火性はあるものの、例えばバールなどによるこじあけを想定していないものがあるそうです。
一方の「防盗金庫」ですが、重さも100kg以上のものが主流のため、ホームセンターなどでの流通はしにくいようです。

金庫については日本工業規格(JIS)があり、JISマーク付の製品は、バールなどを用いた15分間の破壊実験に耐えられるものであるため、最低限の防犯機能は備えているとされています。

大事なものを保管するのが金庫の役割です。どのような役割を金庫に求めるのかをよく検討する必要がありそうです。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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営業時間 平日9:00~18:00

関東信越税理士会浦和支部所属

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