家計金融資産1741兆円


日銀が発表した2015年末の家計の金融資産残高は1741兆円でした。
2014年末と比べて29兆円増加しました。現在の統計で遡れる2005年以降過去最高のようです。

日本の人口は、約1億2682万人ですので、1人当たり約1,370万円の金融資産を所有している計算になります。

「そんなに持っていないよ」という声が聞こえてきそうですが、自分が持っていないのであれば誰かがその分プラスして持っていることを意味します。また、人口の中には子供や学生なども含まれますので、持っている人はさらに持っていることになります。

日本も格差社会といわれて久しいですが、このように数字でみると納得してしまいます。

金融資産というと、株などの投資を思い浮かべてしまいますが、実際には現金や預金が約900兆円と50%以上であり、株式や投資信託は合わせても約265兆円と割合でいうと15%程度で、他は保険などに資金が使われていました。

また、企業の金融資産も1,117兆円と2014年比で4.4%増加しており、過去最高のようです。なお現金・預金は246兆円とこちらも過去最高です。

政府からは経済活性化のために、この現金・預金が設備投資や雇用、給与の増加に使用されることを企業に要望しているのは、よく報道されています。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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