さいたま市情報化
「さいたま市情報化アクション・プラン2015」
これはなんでしょう。答えを言ってしまえば、さいたま市が策定した行動計画(アクションプラン)です。
では、何の行動計画かと言えば、「情報化」です。
さいたま市の政策の中には
- 「さいたま市総合振興計画後期基本計画」
- 「しあわせ倍増プラン2013」
- 「成長戦略」
- 「行財政改革推進プラン2013」
というものがあり、これらの実現をICTの側面から支援・推進する計画として、
「第四次さいたま市情報化計画」というものが策定されています。「第四次」とあるとおり、第三次まで実行されてきています。
そしてこの「第四次さいたま市情報化計画」の行動計画が「さいたま市情報化アクション・プラン2015」です。
「計画を実行する計画」と、何やら禅問答のようですが、さいたま市は122万人の政令指定都市です。計画も綿密に行わなければならないのでしょう。
この計画の基本理念ですが、
“イノベーションする都市 さいたま市”
となっています。
新たに日本語的解釈を付与した固有名詞として「イノベーション」を用いるため、本来の英語表現である「イノベートする都市」ではなく、「イノベーションする都市」とするなど、こだわりがあるようです。
そしてこの「イノベーション」する対象を「行政サービス」「地域社会」「行政経営」としています。
それぞれの施策として以下のものがあげられています。
- ≪行政サービス≫
- 市民との協働、行政への市民参加をICTで支援
- さいたまの魅力をアピールする地域ポータルサイトの運営
- 公衆無線LAN環境の整備
- 社会保障・税番号制度への対応
- 公金収納チャネルの多様化
- ≪地域社会≫
- 行政情報の集約と公開(オープンデータ)
- 地域ICTリーダによる市民のICT利活用スキルの底上げ
- 学校教育のICT化の推進
- ICTを活用した学校事務の効率化と教職員のICTスキルアップ
- 学校と家庭とのコミュニティ基盤の構築
- 歴史・文化資源のデジタルアーカイブ化
- ICTを活用した市民の健康増進
- ICTを活用した農業の活性化支援
- さいたま市危機管理センターにおけるICTを活用した災害対策及び訓練の実施
- GISを活用した災害に強いまちづくり
- ICTを活用した環境未来都市の実現(スマートシティの構築)
- ≪行政経営≫
- 市役所経営情報の把握と統計分析(さいたまシティスタット)
- ICTを活用した公共施設・公共インフラの維持管理
- 情報システムの全体最適化の推進
- 職員のICTスキルアップ
- 情報セキュリティの確保
- 業務継続計画(ICT-BCP)の実行・点検による行政サービスの継続性確保
施策の文言の中に「ICT」が多く入っていますが、ICTとは、Information and Communication Technologyの略で、ITの概念をさらに一歩進め、IT=情報技術に通信コミュニケーションの重要性を加味した言葉です。
以前はIT革命と呼ばれましたが、今はICT革命ということになるのかもれません。
さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT
埼玉県さいたま市緑区東浦和1-8-18-303
営業時間 平日9:00~18:00
関東信越税理士会浦和支部所属
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