国民健康保険のしおり


さいたま市より、「国民健康保険のしおり 平成28年度版保存版」が配布されました。
さいたま市のホームページからダウンロードすることもできます。

「保存版」と冠するだけあって、その掲載内容は多岐にわたっていて、国民健康保険についてちょっと調べるには便利なものではないでしょうか。

給与所得者など健康保険に加入されている方にとっては、縁遠い国民健康保険ですが、自営業者はもちろん、退職された方や健康保険の被扶養者とならない方は国民健康保険に加入する必要があります。

しおりでは、高額医療費の払い戻しの案内もされています。

70歳未満の人の自己負担限度額は2015年1月診療分から所得区分が細分化されています。

2014年12月診療分までは

  • 所得600万円超
  • 所得600万円以下
  • 住民税非課税世帯

の3区分でしたが、2015年1月診療分からは

  • 所得901万円超
  • 所得600万円超901万円以下
  • 所得210万円超600万円以下
  • 所得210万円以下
  • 住民税非課税世帯

の5区分となっています。それぞれの区分に応じた自己負担限度額を超えた場合、超えた部分が高額医療費として払い戻されます。

また、しおりには「さいたま市国保財政の現状」が掲載されています。

これによると、2014年度のさいたま市国保の医療費総額は、約916億円で、加入者1人当たりの医療費は約31万円でした。
「1年で30万円も医者にかかっていないぞ。」という声が聞こえてきそうですが、現実の数字はこのようになるようです。

医療費総額及び加入者1人当たりの医療費は共に年々増加しており、今後も増加が見込まれています。
運営する市自体はもとより、加入者自信も医療費の削減が迫られているのは、間違いないようです。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

埼玉県さいたま市緑区東浦和1-8-18-303

営業時間 平日9:00~18:00

関東信越税理士会浦和支部所属

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