A判とB判


先日、紙の寸法でA0の大きさを調べることがありました。
私たちが一般的に用いる紙の寸法と言えば、A3,A4,B4,B5当たりになるのではないでしょうか。
そもそも、このA判やB判はどのように決まっているのでしょうか。少し調べてみました。

A判は、面積が1㎡の「ルート長方形」がA0と定義されています。

ルート長方形とは、縦横比率が縦:横=1:√2の長方形です。

この1:√2の比率は白銀比と呼ばれ美しい比とされています。この比率による紙の特徴として長辺を半分にして折りたたむと、面積は半分になりますが辺の縦横比が同じ長方形ができ、折りたたんだ大きさは、例えばA3からA4のように数字がひとつ大きくなったものとなります。
このことから裁断による紙の無駄が少ないとされているようです。

この特徴を踏まえると先日調べたA0の大きさは、A4×2=A3、A3×2=A2というように考えていくと、A4×2×2×2×2=A4×16=A0となり、A4の紙16枚の大きさということが分かります。

この規格は19世紀末ドイツの物理学者オズワルドによって提案され、現在では国際規格となっています。

B判は日本の国内規格と認識している人も多いのではないでしょうか。
日本国内で流通しているB4,B5などの用紙は国内規格のもののようですが、国際規格のB判もあるようです。国際規格のB判は国内規格のB判より3%ほど小さいそうです。

国内規格のB判は、面積が1.5㎡の「ルート長方形」をB0としています。

このサイズは江戸時代の公用紙である美濃紙をもとに定めた美濃判に由来するそうです。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

埼玉県さいたま市緑区東浦和1-8-18-303

営業時間 平日9:00~18:00

関東信越税理士会浦和支部所属

お問い合わせはこちらから

免責事項

当サイトに掲載する情報に関しまして、細心の注意、調査を行って掲載しておりますが、当サイトのすべてに関して、誤りや変更などに伴うくい違いが含まれる場合もございます。従いまして、これらの正確性および完全性を保証するものではありません。当サイトで公開している情報もしくは内容をご利用されたことで、利用者もしくは第三者の方が直接又は間接的に被害を生じた場合について、当人は一切責任を負うものではありません。