人工知能が小説も


先日、囲碁対決で人工知能がプロ棋士に勝利したことを取り上げましたが、今回は小説です。
とはいっても、大賞をとったわけではなく、1次選考を通過したというものです。

選考通過したのは、「星新一賞」

生涯で1000以上の作品を生み出した星新一さん。東京大学農学部の卒業という経歴から生み出されるその作品は「理系文学」とも言われるそうです。
星新一賞は”「理系文学」を土俵に、 アイデアとその先にある物語を競う賞”として開催されました。
開催のビジョンにもある通り、理系色が強く打ち出されています。審査員に宇宙飛行士の向井千秋さんの名前もありました。
また、この賞の応募規定には「人間以外(人工知能等)の応募作品も受付けます。」とされていました。

そもそもなぜ人工知能がエントリーをしているかというと、人工知能を使って星新一さんの作風を受け継いだ新作の小説を生み出すことを目指すプロジェクトがあるそうです。
このプロジェクトは4年前から進められているそうですが、4年で1次選考とはいえ通過してしまうのですから、目覚しい進歩といえるのではないでしょうか。

ただ、小説の全てを人工知能が作成しているわけではなく、ストーリーを人間が決めるなど人の手がまだまだ介在するようです。
プロジェクトの統括者は、「貢献度は人工知能2割、人間8割という実感」としています。

今回の人工知能の技術にもディープラーニングの技術が使われ、学習すればするほど、その精度は高くなるといわれています。
人間は忘れる動物ですので、この差が埋まるのは時間の問題なのではないでしょうか。

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