人工知能vs人間


先日、人工知能を搭載した囲碁ソフトと世界トップレベルのプロ棋士の対戦で人工知能が4勝1敗と勝ち越し大きなニュースとなりました。
トップレベルの棋士に勝ち越したとなると、その能力は認めざるを得ないところまできているのではないでしょうか。

今回このソフトを開発したのは、アメリカの大手IT企業Googleの研究グループです。ソフト名は「AlphaGo」(アルファ・ゴ)というそうです。さすがGoogleというべきなのでしょうか。

この「AlphaGo」には、ディープラーニングという技術が用いられています。日本語に訳すと「深層学習」となります。
コンピューターが自分自身で学習をしていくという技術です。

例えば、私たちがリンゴの写真をみてリンゴと判断するには、色や形などいろいろな判断材料を基にリンゴと判断しています。
以前はこのいろいろな判断材料を1つずつ入力してコンピューターにリンゴと判断させていたそうです。

ディープラーニングでは、この判断材料をコンピューター自身で見つけ出し、判断するそうです。

リンゴの写真を大量にコンピューターに見せると、異なるリンゴの写真を見せてもリンゴと判断するようになり、見せれば見せるほどその精度は上がっていきます。
このディープラーニングの技術は、人間の脳をヒントに開発されたので、人間が学習する方法に似ています。
この技術は、今後様々な分野で活用されていくと考えられています。

このような技術の発展は、コンピューターが人間を超えるとか、人間にしかできないことがあり人間を超えることはないといった論争が巻き起こったりします。

ただ、人間がコンピューターに敵わないと思われる部分は既にあります。
コンピューターは疲れも感じませんし、プレッシャーも感じませんので、常に一定の成果を出し続けます。

結局、コンピューターとどのように付き合っていくかは、人間次第ということになりそうです。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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