今やインターネットバンキングを利用している方も多いと思いますが、昨年の2015年に利用者の預貯金が不正送金された事件の被害額が30億円を超えて過去最悪になりました。
被害額は3年連続で増加しており、被害が確認された金融機関は223と倍増したようです。
特に信用金庫の被害額と、多額の送金ができる法人口座の被害が増えているようです。
「SHIZ」(シズ)と呼ばれるウイルスや、スマートフォン偽サイトに誘導するフィッシングなど、その手口は広がる一方です。
電子証明書やワンタイムパスワードなど、被害を防ぐための対策が取られていますが、「SHIZ」は電子証明書も取得してしまうようです。
また、ワンタイムパスワードも突破された被害も報告されています。
窓口やATMに並ばず、パソコンやスマートフォンで自分の都合のよい時間に利用できるインターネットバンキングはとても便利なツールですが、安全な利用状況を確保するためには、自助努力も必要になりそうです。
いかに強固なパスワードを設定していても、ウイルスに感染された状態で、パスワードを入力してしまえば、その意味はなくなってしまいます。
セキュリティーソフトやシステムの状態を常に最新にすることなどは、最早、最低限に行うべき対策なのかもしれません。