日銀がマイナス金利政策を打ち出した2週間が経ちました。
この2週間で金融市場は大きく円高・株安となり、日銀の思惑とは逆の形となったことから、報道などではマイナス金利と円高・株安がセットで取り扱われています。
株や為替を行っていないから関係ないと思う人もいるかもしれませんが、金融市場の動きは、投資を行っている人以外にも間接的に影響を及ぼします。
今回、満期期間が10年の国債の利回りが初めてマイナスとなりました。
この満期期間が10年の国債の利回りは長期金利の代表的な指標です。
そしてこの長期金利の変動は、企業が設備投資のための資金を金融機関から借りる際の金利や住宅ローンなどの金利に影響を及ぼします。
実際に銀行などの金融機関は、定期預金や住宅ローンの金利を相次いで引き下げています。
これがマイナス金利政策の影響です。現状ではお金を借りたい人にとっては有利な状況となっています。
連想ゲームのようですが、
- 日銀が当座預金の金利をマイナスにする
- 金融機関は日銀に預けても金利がマイナスなので国債を買う
- 国債の価格が上昇して利回りがマイナスになる
- 長期金利も下がる
- 定期預金や住宅ローンの金利が下がる
という連鎖が今回起こった出来事です。