所得と生活習慣


厚生労働省では国民健康・栄養調査というものを行っています。

国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基礎資料として、国民の身体の状況、栄養摂取量及び生活習慣の状況を明らかにするためとして、毎年実施しています。
2014年の調査では、重点項目として所得と生活習慣等に関する状況の調査が行われました。

調査の結果以下のことが分かったようです。

所得の低い世帯では、所得の高い世帯と比較して

  • 穀類の摂取量が多く野菜類や肉類の摂取量が少ない
  • 習慣的に喫煙している者の割合が高い
  • 健診の未受診者の割合が高い
  • 歯の本数が20歯未満の者の割合が高い

など、世帯の所得の違いにより差がみられました。

今回の調査は無差別に抽出した5,432世帯を対象に行われ、3,648世帯の回答を得られていました。

この世帯の年間所得の状況は、以下の通りでした。

  • 200万円未満 784世帯(24%)
  • 200万円以上600万円未満 1,765世帯(54%)
  • 600万円以上 717世帯(22%)

この割合をみると、約1/4の世帯が200万円未満であることが分かります。格差社会といわれる所以がここにあるように思われます。

上記の調査結果のうち、喫煙者の割合が高いのは注目されます。

現在のたばこの値段は1箱400円台と決して安い値段ではありません。

喫煙は依存性があるといわれていますが、日々の生活に苛立ちやストレスを感じているということもあるのかもしれません。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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関東信越税理士会浦和支部所属

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