文部科学省がまとめた2015年度の学校保健統計調査によると、裸眼視力が1.0未満の子供が増えていることがわかりました。
幼稚園で26.82%、小学校で30.97%、中学校で54.05%、高校で63.79%が裸眼視力1.0未満でした。
専門家によると、スマートフォンや携帯ゲームなどの長時間利用が視力の低下の一因と見ています。
家庭内でルールを作ったり、なるべく外で遊ばせるなど、目を酷使させない努力が必要だと言われています。
推移を見てみると、30年前の昭和60年(1985年)と20年前の平成7年(1995年)の間で、裸眼視力1.0未満の割合が大幅に上昇していました。ほとんどの年代で10%以上の上昇でした。
1985年というと、テレビゲームなどが普及してきた年代と一致します。当時も「テレビは離れて見る」「ゲームは2時間で1時間休憩」などと言われていたような気がします。
視力の低下は、「百害あって一利なし」です。気をつけましょう。
また、この学校保健統計調査では、視力のみならず、身長や体重、疾患などいろいろと調査しています。
そのなかには、良い傾向となっているものもあります。
「12歳の永久歯の一人当たり平均むし歯(う歯)等数」は、処置済みの歯も含めて、0.9本と1本を下回っています。
歯科衛生についての意識が向上した結果と見られています。