乳幼児の事故


国民生活センターによると、12歳以下の事故情報が23,781件寄せられており、そのうち0~2歳児の事故情報は12,484件で約5割を占めています。

2010年12月以降、2015年11月30日まで5年間の統計です。
この情報は、消費者庁と国民生活センターとの共同事業で、消費生活において生命または身体に被害が生じた事故に遭い、参画医療機関を受診したことによる事故情報を収集する医療機関ネットワークによるもので、2010年12月から運用を開始されています。

事故の傾向としては「転落」「転倒」「誤飲・誤嚥」が多く、発達との関係もみられるようです。事故の事例も挙げれれています。

最も多い事故が「転落」で、0歳は「ベッド類」、1・2歳は「階段」からが第1位でした。

  1. ベッドの隙間に挟まるように転落し、呼吸がなかった
  2. ベビーゲートを設置していたが、階段から転落し前額部打撲

「転倒」による事故では、0~2歳とも「机・テーブル類」が上位、1歳から「自転車」が増加しています。

  1. つまずいて転倒し、テーブルの脚に頭をぶつけた。柔らかい腫瘤があったが受診をせず、翌日の夜、痙攣があり、受診すると、硬膜外血腫があり入院
  2. ヘルメットの顎ベルトをせず自転車の前座席に乗せたあと、自転車が転倒し、そばにあった鉄の柵で頭頂部を打撲し、1cmほどの腫脹と、左の両前腕骨骨折

「誤飲・誤嚥」による事故では、0・1歳はタバコ、2歳は医薬品が上位、ボタン電池はどの年代でも上位でした。

  1. たばこを食べて入院
  2. テレビのリモコンで遊んでいた。その後、リモコンのボタン電池がないことに気づいた。食道第一狭窄部にボタン電池があり、3時間かけて摘出した
  3. 祖父の薬を飲んでしまい、胃洗浄にて入院。

その他「さわる・接触する」による事故もあり、そのほとんどが火傷で、中等症以上になりやすいようです。

  1. テーブル(高さ80cm位)に電気ポットがあり、児が手を伸ばして倒れ、左上半身に熱湯がかかってしまった。目撃者なし。全身の8-9%の熱傷

思いもよらないところから起きるのが事故です。こうした情報を参考に予め対策を打つのが事故予防に繋がるのかもしれません。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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関東信越税理士会浦和支部所属

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