インターネット・エクスプローラー

マイクロソフト社のインターネットの閲覧ソフト「インターネット・エクスプローラー」の最新版以外のセキュリティー対策がアメリカ時間の2016年1月12日で終了しています。

このような経緯に至ったのは、一言で言うと「対応しきれない」という実情があるようです。

プログラムの脆弱性が見つかった場合、「パッチ」と呼ばれるばんそうこうのような修正プログラムを作り、無料で配布されます。この「パッチ」ですが、過去2年間に作成した数は527にも上り、その85%は情報漏れにつながるおそれがある危険性が高いものとなっていたようです。

それぞれのバージョンでパッチを作るのは、対応しきれないということで、最新版に対応を絞りこんだということになります。

ただ、インターネット・エクスプローラーは世界中で広く使われているインターネット閲覧ソフトということもあり、企業や自治体などではインターネット・エクスプローラーを使って独自のシステムを作っているところが多いそうです。そのなかには古いバージョンを使い続けているところもあり、その対策が十分ではない可能性があるということです。

最新版を利用することは、セキュリティー面を考えれば当然のことなのですが、ホームページなどの提供側が最新版のソフトに対応していないことがあります。
そのような場合、代替する閲覧ソフトを使う、セキュリティーの弱さを覚悟して古いバージョンを使う、などの選択を迫られることになります。