今冬は、インフルエンザの流行が遅れているようです。
専門家によると、暖冬で気温が高いことが影響していると指摘されています。
そのようななか、今日は気温が下がり、東京の都心では初雪が観測されました。
初雪の観測は平年よりも9日遅く、前年の冬と比べると29日遅くなっていますが、こうなってくると、インフルエンザが流行しやすくなってくるのでしょうか。
国立感染研究所では、全国約5,000のインフルエンザ定点医療機関を受診した患者数が週ごとに把握し、定期的に発表されています。
過去の患者発生状況をもとに設けられた基準値から、保健所ごとにその基準値を超えた場合に、注意報レベルや警報レベルを超えたことをお知らせする仕組みになっています。
これを基に厚生労働省からも、インフルエンザの発生状況について発表されています。
発表によると、2015年第52週(2015年12月21日から12月27日まで)のデータでは、定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約4万人となり、前週の推計値(約2万人)よりも増加しています。
季節性インフルエンザのウイルスには、A(H1N1)亜型(平成21年に流行した新型インフルエンザと同じもの)、A(H3N2)亜型(いわゆる香港型)、B型の3つの種類があり、いずれも流行の可能性があるそうです。
厚生労働省では、「咳エチケット」として、他人への感染を防ぐための啓発活動をおこなっています。
感染の有無に関わらず、咳やくしゃみをするときは、周囲に配慮するのが良い作法ですが、この季節はより一層注意したいですね。