世界津波の日
「世界津波の日」が11月5日に定められました。
国際社会が津波の危険性を共有し被害を減らしていくため、日本が提出していた決議案が、国連総会で全会一致で採択されました。
ニューヨークの国連総会で、東日本大震災のあとに日本で制定された「津波防災の日」の11月5日を、「世界津波の日」と定める決議案の採決が行われました。
決議案は日本が提出したもので、国連の新たな開発目標が自然災害の被害を減らすことを目指しているとして、各国が津波の早期警報システムなどを整備する重要性を強調し、11月5日を津波への備えを啓発する国際デーとすることを求めています。
決議案は、津波の被害を受けてきた東南アジアや南アメリカなどの140を超える国も共同提案国となり、全会一致で採択されました。
これによって来年以降、11月5日が正式に「世界津波の日」となり、国連などの場で日本が中心となってさまざまな啓発活動が行われることになります。
なぜ11月5日?
東日本大震災が発生したのは3月11日です。津波もその日に発生しました。なぜ11月5日となったのでしょうか。
江戸時代後期(1854年)に安政南海地震が起きた日が旧暦で11月5日になるそうです。
この安政南海地震津波に際しての出来事をもとにした物語、「稲むらの火」があります。
津波に気づいた実業家、浜口梧陵が収穫したばかりの自分の田の稲束を犠牲にして火を付けることで、村人を高台に誘導し避難させたとう逸話で、地震後の津波への警戒と早期避難の重要性、人命救助のための犠牲的精神の発揮を説いています。
戦前には国語の教科書に掲載されていて、防災教材として知られ、高く評価されているそうです。
こうしたことから11月5日となったようです。
さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT
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