相続税の調査状況


平成26事務年度における相続税調査の状況について国税庁から発表されています。

平成24年に発生した相続を中心に調査が実施されています。

調査件数は12,406件(前事務年度11,909件)で、このうち申告漏れ等があった件数は10,151件(前事務年度9,809件)でした。
調査件数の内、申告漏れ等の割合が前事務年度とともに8割を超えていました。
追徴税額は670億円で、実地調査1件当たりでは540万円でした。
脱税や財産隠しなどに対して課される重加算税の賦課件数は1,258件でした。

申告漏れ相続財産の金額の内訳は、現金・預貯金等が最も多く、続いて有価証券490億円、土地414億円の順となっています。
名義預金が多かったのではないかと推測されます。

また「トピックス」として次のものが調査事績として挙げられています。

  • 海外資産関連事案
    納税者の資産運用の国際化に対応し、相続税の適正な課税を実現するため、本事務年度においても積極的に調査を実施
  • 無申告事案
    無申告事案の把握のための取組を積極的に行い、的確な課税処理に努める
  • 贈与税
    無申告事案を中心に、本事務年度も積極的に贈与税の調査を実施

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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関東信越税理士会浦和支部所属

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