求人倍率上昇

厚生労働省が発表した8月の有効求人倍率は前月から0.02ポイント上昇して1.23倍でした。23年7カ月ぶりの高水準でした。一方で、総務省が発表した8月の完全失業率は3.4%で前月より0.1ポイント上昇しました。

求人倍率が増えているのに、失業率も上がっているという一見矛盾した結果となりました。

有効求人倍率は仕事を探す人1人に対し企業から何件の求人があるかを示します。
一方で、完全失業率は働ける人のうち、職に就かずに仕事を探している人の割合を示します。

8月は企業の有効求人人数は235万699人で前月から2.2%増えています。これに対して有効求職者数は194万3130人で0,7%の増加にとどまっています。

企業にとっては採用が難しい状況が続いていると見ることができます。
総務省ではよりよい条件の仕事を探す人が増えた影響とみているようです。

完全な売り手市場で事業者にとっては、人材確保に一苦労しそうです。