電源タップ


本日からゴールデンウィークということで、長い人では9連休となる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
5月1日と2日は平日ですので、9連休とは行かない人も、暦どおりの休日であれば3連休です。
旅行などに出かける人、自宅でゆっくりと過ごす人様々なのではないでしょうか。

さて、タイトルの「電源タップ」ですが、延長コードやテーブルタップといった配線器具に関する火災の話です。
これらの電源タップにまつわる火災の話は、随所で紹介されることがありますので、ご存知の方も多いと思います。

よく紹介されるのは、いわゆる「たこ足配線」です。
ちなみに、正確な定義は定かではありませんが、既設のコンセント口から口数を増やそうと電源タップを取り付ける場合は、「たこ足配線」とは言わず、その取り付けた電源タップにさらに電源タップを取り付けているような状態を「たこ足配線」と呼ぶそうです。

このたこ足配線ですが、電源タップごとの許容電力が異なることがあるため、ある電源タップは許容電力内であっても、他の電源タップで許容電力を超えてしまっていたりすることや、コンセントの口数が多くなるため、全体でどれだけの電力をつかっているか分かりにくくなるということがあるようです。

交換の目安は3~5年

許容電力内で使用していたとしても、電源タップの交換の目安は一般的に3~5年といわれているようです。
コンセントの抜き差しにより差し口が緩んだり、コードの曲げ伸ばしなどにより配線が痛んだりする他、時の経過によりとこかが痛んでいる可能性もあります。
電源タップは消耗品という認識が必要なのかも知れません。

最大容量

市販されている電源タップなどの最大容量は1500W(ワット)が一般的ですが、正確な数値は本体に表示されています。
W(ワット)と聞くと、学生や電気系の職業に就いている人を除けば、懐かしい響きではないでしょうか。

電圧V(ボルト)×電流A(アンペア)×力率=電力W(ワット)で、実際に消費される電気エネルギーを表しています。
電力をどれだけ有効に使用できるかを示す値である力率を乗じているので、「有効電力」とも言われています。
最大容量1500Wの電源タップを使う場合、使用する電化製品のWの合計が1500Wを超えないように気をつける必要があるということになります。

トラッキング現象

コンセントと電源プラグの間にたまった誇りなどが発火する映像などを見たことがあるのではないでしょうか。トラッキング現象です。
トラッキング現象は、人がいるいないにかかわらず、起こりえる現象です。
外出時に発生してしまうと、初期消火もできず、大火事になってしまうこともあるようです。

普段、電源タップやコンセントになかなか目が行き届かないところではないでしょうか。
連休を利用して、一度点検してみるのも良いのかもしれません。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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