テザリング有料化?


テザリング。
今となっては、特に珍しい機能というわけではなく、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

スマートフォンをWiFiルーターのようにする機能です。
この機能を使うと、直接インターネットに繋げないタブレットやパソコンをインターネットに繋げる事ができます。
別途、ポケットWiFiなどと呼ばれる携帯型のWiFiルーターを持ち歩く必要がなくなり、重宝します。
また、無料WiFiが設置されているところもありますが、通信が暗号化されていない無料WiFiもありますので、安全性の面でも安心して使えます。

このテザリングですが、大手通信会社3社のうち2社は、原則的には有料サービスとなっているようですが、キャンペーン適用などで実質的には無料となってるのが現状のようです。
ただ今回このテザリングについて動きがあったようです。

原則的には有料サービスとなっている会社の1つであるKDDIが、テザリングオプションに関する価格改定を発表しました。
改定価格は、従来の月額1,000円から月額500円に値下げするというものです。

キャンペーン適用で実質無料だったサービス料金が値下げされる。
これの意味するところは、キャンペーンが打ち切られ有料になると考えるのが妥当なのではないでしょうか。

そもそも論ですが、なぜテザリングが有料となっているのでしょうか。
ユーザー目線で見てみれば、携帯電話の通信料金として毎月支払いが生じています。
契約内容によって異なりはしますが、例えば1ヶ月3ギガまでといったように、1ヶ月に利用できる通信量が定められ、それに応じて毎月定額の支払いをしているというのが、ほとんどの場合だと思います。

テザリングによる通信量も、例でいう「3ギガ」に含まれますので、単純に考えれば、何故テザリングを利用した場合だけ別に料金が発生するのか疑問に思うのではないでしょうか。

通信会社によれば、通信費自体が安く抑えられているので、オプションという形で扱われる。通信機をアクセスポイントとして利用するための費用。と考えられているようです。

通信会社のテザリングサービスに係るコストがどれ程なのかは分かりませんが、テザリングを利用されている方は注視していきたいところではないでしょうか。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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関東信越税理士会浦和支部所属

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