桃の節句


本日は、桃の節句。雛祭りとなります。
桃の節句は、正しくは上巳(じょうし)の節句といわれ、人日の節句、端午の節句、七夕の節句、重陽の節句と並ぶ五節句のうちの1つです。

そもそも節句とは、中国の陰陽五行説に由来して定着した日本の暦で、季節の節目とされていたようです。
このような季節の節目には、日本の宮廷において節会(せちえ)と呼ばれる宴会が開かれ、そのうちの5つを江戸時代に公的な行事を行う日として祝日に定められたようです。

なお、上巳の節句が桃の節句といわれるのは、上巳の節句となる旧暦の3月3日がちょうど桃の花が咲く季節になるからなのでそうです。
こうした節句などの年中行事は総じて、無病息災や五穀豊穣を願うものですが、桃は魔除けの効果を持つとされていたこともあるようです。

上巳の節句、桃の節句が雛祭りとなったのには、諸説あるようですが、流し雛の風習や雛遊びといった当時の文化が重なりあってのことのようです。
いわゆる雛壇を飾るようになったのは江戸時代の初期からのようです。

また現在では、住環境の変化もあってか、すべての雛人形を飾るよりも、お内裏様とお雛様を飾るということが多く、その様式も洋室のインテリアとしても違和感のないようなものが人気となっているようです。
桃の節句は女の子、端午の節句は男の子というような認識が一般的だとは思いますが、いずれにしてもこれらの節句には子供の成長を祝う(願う)というものになるのではないでしょうか。

子供の成長・健康という意味では、気になるニュースが出ていました。
近視の子供が増えているというものです。

文部科学省が昨年12月に公表した学校保健統計調査(速報値)によると、裸眼視力が1.0未満の割合は小学校で32%、中学校で56%と、いずれも過去最高となり、幼稚園でも24%だったようです。
ウイルスなどを原因とする病気というわけではなく、生活環境による視力の低下が原因のようです。

少し前まではテレビゲームなどがその一因とされていたこともありましたが、今ではスマホやタブレットということになるのでしょうか。
原因は何であれ、視力が低下して良いことは1つもなく、健康第一なのは、言うまでもありません。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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