引越難民


引越難民。
この言葉を見るのは、2回目になります。
1回目は新聞で、2回目はネットニュースでした。
2社が報道しているとなると、切迫した問題なのかと感じてしまいます。

言葉からも分かるとおり、「引越難民」は、引っ越しをすることが出来ない人を表しています。
その理由は、対応してくれる業者がいないから。です。

毎年3月から4月にかけては、新年度が始まるということで、新たな生活をスタートさせる人達も多くなり、引っ越しも多くなります。
本来なら毎年の恒例行事のようになるはずですが、なぜ今回に限って「難民」などと騒がれるようになっているのでしょうか。

原因は人手不足

原因はこれに尽きます。引越業者の人手が不足しているようです。
人手不足というと、何かと少子高齢化と結び付けられますが、今回の直接的な原因はそれとは異なるようです。

少し前、物流業界の処理能力が限界となり、運賃などの値上げと共に、給料などの賃金も値上がりました。
これに伴なって、引越業界から物流業界に人材が流出してしまっているようです。
住宅地などを車で移動して目的地に向かうということについては、どちらの業種も同じであるため、親和性が高いのかもしれません。

引っ越しといえば、引越現場で荷物が積み込まれたトラックをよく見ることと思います。
つまりトラックと引っ越しは密接な関係にあり、全日本トラック協会では、「引越混雑予想カレンダー」を作成しています。
混雑予想期間を予め示すことで、混雑の緩和を図ろうというもののようです。

このカレンダーで、「特に混雑が予想される日程」とされているのは、3月25日(土)から4月2日(日)とされています。
実際の混雑状況は、各引越業者に委ねられるものの、目安となります。

需要が過剰となると、それに便乗して悪質な業者も現れます。
全日本トラック協会が認定する引越優良事業者には「引越安心マーク」というものがあるようです。
このマークのある事業者は、「引越のルール」を守るとされています。
この「引越のルール」ですが、

  • しっかり下見
  • きちんと見積り
  • 確かな作業
  • お客様窓口を設置

となっているようです。
業者を選ぶ際に参考にしてみるのも良いのかもしれません。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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関東信越税理士会浦和支部所属

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