地震保険料値上げ
政府と損害保険各社は家庭向け地震保険の保険料を2017年1月から引き上げる方針を決めました。
巨大地震のリスクが高まっていることから、保険金の支払余力を高めるのが狙いで、値上げは2~3回に分け、最終的に全国平均で19%引き上げるようです。政府と損保各社は保険料の引き上げのほか保険金の支払額を算定する基になる損害区分を今の3区分から4区分に細分化する方針も固めているようです。
値上げは損保各社でつくる損害保険料率算出機構が今夏中に金融庁に届出るとのことです。保険料は地震のリスクの大きさに応じて都道府県ごとに異なっていますが、都道府県ごとの具体的な値上げ幅の上限を現在の3割から5割に引き上げることを軸に金融庁で調整するそうです。