パソコンでメモ、OK?NG?


顧客の前でキーボードを打つのはマナー違反か?というトピックスがありました。
何でも「顧客の前でキーボードを打つな」と上司に怒られたというのがことの発端のようです。
トピックスの中では「感情的な論争」と表現されています。

マナー違反かどうかは別として、こうしたことに対してどのような感情を抱くかは、世代別を主として相違があるのかもしれません。
上司という立場になるような人は、社会人として過ごしている期間も長いはずです。
社会人になった当初は、現在のようにデジタル機器も発達していませんので、顧客との打合せの際にも手書きでメモをするということが当然だったのではないでしょうか。
そのような環境で過ごしてきたわけですから、パソコンでメモをとることに違和感を覚えても不思議ではありません。

一方で、若い世代はデジタル機器があることが当然という環境です。
書き写すよりはスマホでパシャッと写真をとるということが、普通の感覚としてあるのではないでしょうか。
打合せのときにおいても、手書きのメモを会社に持ち帰り、パソコンで清書することを考えれば効率的ですし、ペーパレス化という意味では、環境にもやさしいと見ることもできます。
場合によっては、そこで作成した資料をその場で相手方にメールなどで送るといったことも考えられます。
世の中が便利に効率的になっているのに、それを利用しないのは損失だと考えているかもしれません。

こうしたことについては、それぞれが培ってきた環境が異なるので、どちらが正解ということもなさそうです。
「感情的な論争」と表現される理由も、このようなことにあるのではないでしょうか。

最も重要なこと

メモの方法も含めてですが、最も重要なことは、相手方が不快に感じているかどうかです。
このことはトピックスでも取り上げられていました。

パソコンや手書きに関わらず、メモを取ることが仕事ではありません。
極稀にメモを取ることに集中しすぎてしまう人がいますが、これでは本末転倒となってしまいます。
相手方との関係が円滑であることは、良い成果を出すためにも重要であることはいうまでもありません。

冒頭の話ですが、上司の発言によって「パソコンでのメモを不快に思う人もいる」、部下の行動を見て「このようなメモのとり方もある」と、それぞれ受け止めるのが、もしかしたら正解なのかもしれません。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

埼玉県さいたま市緑区東浦和1-8-18-303

営業時間 平日9:00~18:00

関東信越税理士会浦和支部所属

お問い合わせはこちらから

免責事項

当サイトに掲載する情報に関しまして、細心の注意、調査を行って掲載しておりますが、当サイトのすべてに関して、誤りや変更などに伴うくい違いが含まれる場合もございます。従いまして、これらの正確性および完全性を保証するものではありません。当サイトで公開している情報もしくは内容をご利用されたことで、利用者もしくは第三者の方が直接又は間接的に被害を生じた場合について、当人は一切責任を負うものではありません。