節分


本日2月3日は、節分の日です。
「鬼は外、福は内」と言いながら、豆をまいた経験がある人も多いかもしれません。
年齢の数だけ豆を食べるなどということもありますが、こうしたことは地域によって異なるのかもしれません。

現在でも大きなイベントとして、豆まきの風習は残っています。
成田山の節分会などは有名です。
毎年、大相撲の力士や芸能人などの著名人が参加して、開催されています。

一方、家庭ではあまり豆まきを行わなくなっているのかもしれません。
理由は様々なのかもしれませんが、「鬼は外、福は内」の掛け声を聞かなくなりました。

古くからの風習が廃れてきてしまったのかといえば、必ずしもそうとは言い切れないようです。
「恵方巻」があります。
もともと関西地方では、節分の日は「豆まき」より「恵方巻」が主流な行事だったそうです。
その文化が関東地方にも広がり、現在では節分の日というと「恵方巻」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

テレビCMやお店のポップなどを見ても、「恵方巻」が多く見受けられるように思います。
こちらについては、1本1万円を超える超高級恵方巻が販売されていることからみても、いわゆる商業主義がそれを後押ししている部分があるは否めないのではないでしょうか。

そもそも節分とは

行事の仕方はそれぞれですが、そもそも節分とは何を表しているものなのでしょうか。
節分は季節を分けると言う意味で、1年間に4回あり、春夏秋冬それぞれに始まりの日が決められています。
太陽の黄道上を24等分し、その分割点を含む日に季節を表す名称を付した「二十四節気」に属するものです。
二十四節気によると、立春(りっしゅん)、立夏(りっか)、立秋(りっしゅう)、立冬(りっとう)が、春夏秋冬のはじまりの日となっています。

春夏秋冬が始まる日の前日を「節分」といいます。
つまり、節分の日は4回あることになります。
私達が「節分の日」として認識しているのは、立春の日の前日ということになりますが、これは冬から春になるときを1年の境目とし重要視されたためのようです。

豆まき・柊鰯・恵方巻

季節の変わり目には邪気が生じると考えられ、邪気を鬼として表し、鬼を追い払う儀式として豆まきが行われるようになったそうです。

柊鰯も魔除けとして飾られ、臭いものや尖ったものには魔除けの効果があるとされていたことによるものです。

恵方巻の恵方ですが、その年の福を司る神様である歳得神がいらっしゃる方角をあらわしています。
恵方巻は、恵方を向いて、無病息災や商売繁盛を願い巻物を食すというものです。
話もせずひたすら食べるというのは、「一気にいただく」から発生しているようです。

なお、2018年の恵方は「南南東」となります。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

埼玉県さいたま市緑区東浦和1-8-18-303

営業時間 平日9:00~18:00

関東信越税理士会浦和支部所属

お問い合わせはこちらから

免責事項

当サイトに掲載する情報に関しまして、細心の注意、調査を行って掲載しておりますが、当サイトのすべてに関して、誤りや変更などに伴うくい違いが含まれる場合もございます。従いまして、これらの正確性および完全性を保証するものではありません。当サイトで公開している情報もしくは内容をご利用されたことで、利用者もしくは第三者の方が直接又は間接的に被害を生じた場合について、当人は一切責任を負うものではありません。