国慶節。今年は?


国慶節。中国の建国記念日に相当する祝日です。
国慶節連休として、10月1日から連休となります。
通常は7日間なのですが、今年は伝統的な祝日、中秋節が重なったため、例年より1日長い8連休となるようです。

連休となれば、日本でもそうですが、旅行などに出かける人が多くなります。こうしたことは世界共通なのかもしれません。
日本で中国人旅行者といえば、インバウンド消費、爆買いなどと、経済関連の報道がなされたりします。
そのためか、多くの中国人旅行者が見込まれる国慶節は、日本の報道でも取り上げられます。

この国慶節ですが、今年は少し様子が異なっているようです。
日本への団体ツアーに渡航制限がかけられていることが分かったそうです。
ただ、中国全体で渡航制限がかけられているわけではなく、都市によって異なるようです。

なぜ渡航制限がかけられているのか気になるところですが、そもそも渡航制限自体がいわゆる公的に行われたというものではなさそう(日本の公的機関のホームページなどでは見つけることができませんでした。)ですので、その理由も「これが答えだ」というものはなさそうです。

そのため、いろいろな説が述べられています。

不法出国防止。というのもその中の1つです。
不法就労などの目的で偽造パスポートで入国した中国人が、大量に行方不明になったことがあり、こうしたことの拡大が懸念されたため。というものでした。
中国ではこのようなことが起こると、旅行会社に罰金が課されるようで、日本への旅行者に保証金の支払いを求めているところもあるようです。

この他にも、日本の出国税導入の検討が影響している。などと噂されていたりもするようです。
出国税といえば、日本のいわゆる富裕層が出国をする際に課税される「国外転出時課税制度」が2015年から導入されていますが、ここで言う出国税は、出国の際に行政手数料のように徴収される、文字通りの出国税です。

影響は少ない?

今回の渡航制限は、団体旅行についての制限で、個人旅行については制限されていないようです。
そうしたこともあってか、思いのほか影響は少ないのではないかという見解もありました。
結果がどのようになるのかは、もう少し時間が必要になります。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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