取水制限20%


東京都と埼玉県に水を供給している荒川水系ですが、少雨傾向が続きダムの貯水量が回復しないため、7月20日から20%との取水制限が実施されています。

荒川水系には、荒川上流4ダムと呼ばれる、二瀬ダム、滝沢ダム、浦山ダム、荒川貯水池があり、このうち二瀬ダムと荒川貯水池は国土交通省、滝沢ダム、浦山ダムは独立行政法人水資源機構が管理しています。
独立行政法人水資源機構は、産業の発展及び人口の集中に伴い用水を必要とする地域に対する水の安定的な供給の確保を図ることを目的に、平成15年10月1日に設立された独立行政法人ということです。
また、同水系にはこの他に埼玉県が管理する合角ダム、有間ダムがあります。

それぞれの貯水量は、国土交通省関東地方整備局ホームページ、埼玉県のホームページから見ることが出来ます。
荒川上流4ダム合計のの貯水量は、2017年7月21日0時現在で59%となっていました。
埼玉県管理の2つのダムは多目的ダムで7月から9月の間は洪水期として、有効貯水容量を引き下げているようです。そのことを差し引いても平年に比べて貯水率は下がっているようでした。

20%の取水制限となりましたが、私たちが利用する水道用水については今のところ給水制限はないようです。
埼玉県によると、水道用水の県営水道から市町への送水が平均で3%制限される予定となっていますが、市町の自己水源で補填される見通しのようです。

さいたま市の水道水源は、河川水と地下水からなっています。
河川水は、埼玉県営水道から水道水を受水しており、地下水は、自己水源である深井戸から取水し、給水をしています。
この地下水で県営水道か送水が制限される分を賄う形になるようです。
ただ、現在地下水は、地盤沈下対策や水需要の急増に対応するために、わずかな利用に留まっているようです。

今のところ給水制限はなさそうですが、今後はどのようになるか分かりません。
埼玉県では身近な節水への取り組みとして以下の紹介がされています。

  • 歯みがき…流しっぱなしはしないでコップですすぐ。約6リットルの節水
  • 台所…野菜や食器を“ため洗い”する。約90リットルの節水
  • お風呂…残り湯を洗濯、掃除、散水に使う。約90リットルの節水
  • 洗車…ホース洗いでなく、バケツにためて洗う。約200リットルの節水

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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関東信越税理士会浦和支部所属

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