1日自動車保険


1日単位で加入できる自動車保険の契約件数が増えているようです。
大手損害保険会社が提供するこの種の保険の契約件数の累計は500万件に達するそうです。
親や友人から車を借りて出かけたい。というようなスポット需要に対応した保険となります。

この保険の契約者の約8割を20代が占めているそうです。このことから考えると、若者の自動車離れといわれていますが、自動車を使用しないのではなく、所有しないといったことが考えられます。

いざ所有するとなると、いつでも利用したい時に利用できるということなどのメリットがある反面、経済的にも相応の負担が余儀なくされます。購入費用はもとより、駐車場代、税金、車検費用、保険費用そしてガソリン代などです。

数日前、都内で雹が降りその被害が報道されていましたが、その中に自動車のボディがへこんでしまったというものもありました。
修繕費用が保険でまかなえたとしても、保険の更新時には保険料が増加することになるのが一般的で、保険の対象でなければ、全額自己負担となってしまいます。
こうした保有リスクと自身の利用状況を考えた結果、所有しないという結論に至っているのかもしれません。

ただ所有しないとしても、使用しないわけではないようです。契約件数の増加がこれを裏付けています。

保険料は500円程度からあるようです。
1日500円とすると、365日で182,500円です。システムの維持などで保険会社側にもコストはかかるようですが、年間の保険料としては、かなり割高な方ではないでしょうか。

保険会社にとっては、利益率が高い商品であったとしても、契約者にとっては、自動車を所有していれば、年間数万円は必要とされる保険料が1日500円の出費で済むわけですから、お得感があるのかもしれません。

保険の切り売り(量り売り)のような話ですが、需給バランスはしっかりととれているようです。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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関東信越税理士会浦和支部所属

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