ヒアリ100人死亡を削除


先月国内で初めて確認されて以来、方々で相次いで確認されているヒアリですが、その都度報道がなされるのも、その毒性の強さゆえにのことと思います。

毒性が強いということは変わらないのですが、当時の環境省では「アメリカでは年間およそ100人の死亡例が報告されている」と紹介していました。
今回、この表記が削除されました。

専門書を引用する形で紹介されていたようですが、その後、専門家の指摘を受けて環境省が確認したところ、データが不正確な恐れがあるとして、削除されていたようです。
今回、削除されたという報道を知って、環境省のホームページを確認してみましたが、確かに100人云々という表現はなくなっていました。

当ブログでも当初ヒアリが国内初確認されたという際に、その内容を取り上げていました。
ブログにアップする以上、いい加減なことは記載できませんので、内容を確認するために、環境省で掲載されていた内容を参考にしていました。
そのため、そのブログでも「アメリカでは年間に100名以上の死者が出ています。」と紹介していました。(現在は訂正しています。)

人が行うことである以上、間違いがおこることは否定はできないのですが、正直驚いています。
削除は先月行われていたようで、環境省のホームページを見ても、特に削除したと案内するようなものは見当たりませんでした。(探し方が悪いのかもしれませんが。)

また、当時の環境省で紹介されていた資料も保存していませんでしたので、当時の資料でどのように表現されていたかも今となっては分かりません。
デジタル時代の怖さを垣間見た気がします。

紙媒体であれば、変更前の資料は必ず残りますが、デジタルデータの場合上書きしてしまうと、変更履歴としてログを取っていない限り、変更前のデータは残りません。
今回の場合は、不特定多数の人に公開している情報ですので、不正確な恐れがある情報をそのまま残しておくと、かえって誤解をまねく恐れがあるという考えもあったのかもしれません。

デジタルデータは更新されてしまえば、更新前のデータはなくなってしまうことが少なくありません。
今更ですが、データの管理には気を配る必要がありそうです。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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