ハロウィン2016

本日10月31日はハロウィンです。

日本では、かぼちゃの提灯「ジャック・オー・ランタン」や「トリック・オア・トリート」と言いながら近所を回る子供たちというよりも、渋谷の街をふん装して歩く人々の方がイメージしやすいのかもしれません。
一番多くイベント参加者が集まる東京の渋谷では、今では「聖地」扱いとなっているそうです。

今年のハロウィン当日は、月曜日で平日ということもあり、イベント自体は先週末の28日の金曜日から行われているようです。ここ連日の報道などでは、交通規制や歩行誘導、治安維持など、警察を初めとしてその対策に奔走する様子が描かれていました。

例えば、前年のハロウィンでは、ふん装するために公共のトイレばかりか店舗の中のトイレまでもイベント参加者によって、いわば占領されてしまっていたそうでうす。メイクなどに時間がかかるばかりか、その場所を塗料などで汚してしまうということがありました。
この対策として、今年はふん装するためのスペースを特別に設けています。
こうした努力の甲斐があってか、今のところ大きなトラブルも起きていないようです。

仮装やコスプレというと、ひと昔前は、一握りの人が楽しむローカルなイベントでしたが、ハロウィンと結びついて、現在では渋谷で交通規制が行われるまでになっています。

参加者は若者が中心のようですが、参加の理由は、交流を広げることや、SNSで自慢するなどのためなのだそうです。仮装やコスプレは目的ではなく手段であることが分かります。引っ込み思案な日本人というのは今や昔なのかしれません。