さいたま市浸水(内水)防災マップ


8月22日に台風9号が関東地方に上陸しました。その後本州を北上し、北海道を通過しました。
北海道では1週間で3つの台風が上陸するという観測史上初めての出来事となり、被害も大きいものとなりました。また北海道以外においても、浸水などの被害状況が報道されています。
被害を受けられて方々には、心からお見舞い申し上げます。

台風9号は過ぎ去りましたが、週明けにも台風10号の接近が見込まれるなど防災意識をより高く持たざるを得ない状況が続いています。
防災の初歩はまず、自身のまわりの状況を知ることにあります。これを手助けする資料がさいたま市からいくつか提供されています。今日はその中の1つ、「さいたま市浸水(内水)防災マップ」を取り上げたいとおもいます。

このマップ5年ぶりにリニューアルされたものです。皮肉にも台風9号が関東地方に上陸した8月22日に公開されました。
このマップには、平成23年度から平成27年度までの最新の浸水履歴等が反映され、浸水想定区域や関連情報が記載されています。

タイトルに「浸水(内水)」とありますが、内水による浸水とは、雨の量が下水道の能力を超えるときや、河川の水位が高くなったときに、雨水を排水できなくなり浸水することをいいます。
なお、洪水(外水はん濫)は、河川の水位が高くなり、堤防を越えて水があふれたり、決壊したりすることをいいます。

「さいたま市浸水(内水)防災マップ」は各区役所などで手にすることができます。また、縮小版をダウンロードすることもできます。
ダウンロード版では、さいたま市内の各区ごとに「情報面」と「地図面」に分かれてアップされています。

当事務所は、緑区にありますので、緑区の防災マップをダウンロードしてみました。
両マップも日本語のほかに英語、中国語、韓国語で説明が書かれています。
「情報面」では、関係機関の連絡先を始め、行動の目安や避難時の注意点などが案内されています。
「地図面」では、地図上に避難場所や病院、警察、消防署などの機関が記載されています。また、降雨時に注意すべき場所や避難に適さない場所なども案内されています。このほか、過去に浸水履歴のある地域や浸水が想定される地域が色づけされています。

ちょこっと税理士

災害により被害を受けた場合には、税制面でも考慮されることがあります。

法人・個人ともに取り扱いはありますが、法人は毎期確定申告をしていると思いますので、確定申告をすることがない場合もある個人について述べたいと思います。

災害により損害を受けた場合には所得税法の雑損控除の対象となることがあります。また、被害を受けた資産が住宅や家財の場合には、災害減免法による所得税の軽減免除を受けることができます。
いずれにも該当する場合は、とちらかを選択して受けることができます。

いずれの場合も確定申告をすることが必要になります。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

埼玉県さいたま市緑区東浦和1-8-18-303

営業時間 平日9:00~18:00

関東信越税理士会浦和支部所属

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