金利よりポイント?


低金利時代が続いてきた中、今年はマイナス金利政策の発表がありました。私達が預ける預金の金利はマイナスにはなっていませんが、少なからずこの政策の影響を受けています。
今や預金の利息に期待をしている人は、ほとんどいないのではないでしょうか。

預金をしてもお金が増えない現在では、その使い方が注目されるようになってきているようです。
ポイントと聞けばピンと来る人が多いのではのではないでしょうか。

「ポイントカードをお持ちでしょうか。」10件お店に入れば6~7件ぐらいは尋ねられるのではないでしょうか。
諸外国のことは分かりませんが、日本はポイント天国といっても過言ではないような気がします。
クレジットカード、メンバーズカード、電子マネーなど様々な媒体でポイントサービスが付与されています。

○○円の利用で1ポイントなどと、利用額に応じて付与されるポイントをポイント還元率などと表されます。
このポイント還元率ですが、金利と比較してみるとどうなるのでしょうか。

100円の利用で1ポイントが付与され、1ポイント=1円というポイントカードがあったとします。この還元率は1%となります。
現在のある銀行の普通預金利率は年0.001%です。厳密に言えば、複利計算や現在価値の計算などがありますが、ざっとみても1000倍違います。単純に率で見ればポイントに軍配が挙がるのはいうまでもありません。

ただ注意が必要なのは、預金はお金を預けているだけで使っていませんが、ポイントはお金を使っている点です。

先の例を現金残高で表せば、預金は残高100円ですが、ポイントは1円になるわけです。ポイントのほうが率が良いからといって使いすぎてしまっては、本末転倒です。

冒頭でお金の使い方が注目されるようになってきたというのは、例えば、支払方法を現金からクレジットカードに変更するといったものです。「どうせ使うのであれば、ポイントがたまるクレジットカードで。」ということです。

カード利用者にとっては、ポイントがたまるといった利点がありますが、ポイントサービスの提供者側にもサービスを提供するだけのメリットがあります。利用者の購入履歴などの収集して売上につなげています。

ちょこっと税理士

ポイントは相続できるのか。

答えはイエス、ノーの両方になります。ポイントサービス提供者の利用規約などによることになります。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

埼玉県さいたま市緑区東浦和1-8-18-303

営業時間 平日9:00~18:00

関東信越税理士会浦和支部所属

お問い合わせはこちらから

免責事項

当サイトに掲載する情報に関しまして、細心の注意、調査を行って掲載しておりますが、当サイトのすべてに関して、誤りや変更などに伴うくい違いが含まれる場合もございます。従いまして、これらの正確性および完全性を保証するものではありません。当サイトで公開している情報もしくは内容をご利用されたことで、利用者もしくは第三者の方が直接又は間接的に被害を生じた場合について、当人は一切責任を負うものではありません。