がん患者増加
国立がん研究センターが公表した全国47都道府県のがん患者数の最新データによると2012年にがんと診断された人は推計で約86万5千人となり、その前年の2011年よりも14,000人増えたそうです。
国立がん研究センターでは、都道府県が実施している地域がん登録のデータをもとに推計値を公表しています。
2003年から実施しており、今回の調査で初めて47都道府県のデータがそろったそうです。
ところで、14,000人のがん患者が増えたというデータをどう読み取ればよいのでしょうか。
食生活などの生活習慣が原因なのでしょうか。
全くの私見ですが、少子高齢化が関係しているのではないかと考えています。
一般的に年齢を重ねるほど、がんに罹患しやすくなります。高齢者の数が増えれば、おのずとがん罹患者も増えることになるのではないでしょうか。
その証拠というわけではありませんが、年齢構成を調整したうえで、新たにがんと診断された人口10万人当たりの患者数を示す罹患率では2011年より0.2%減りました。
数字はある一定の事実を表しますが、受け取り方によっては正しい情報を得ることができなくなることもあります。
話はがんに戻りますが、がんと診断された部位の順位では
男性
- 胃(91,006人)
- 大腸(77,365人)
- 肺(76,913人)
- 前立腺(73,145人)
- 肝臓(28,623人)
女性
- 乳房(73,997人)
- 大腸(57,210人)
- 胃(41,153人)
- 肺(36134人)
- 子宮(25,218人)
でした。2011年に4位だった男性の大腸がんが今回は2位になりました。
しかし、今回4位の前立腺と比較しても4,200人と2~4位は他の順位差と比べて小さいように思えます。
がんと診断された男性の総数は503,970人ということでしたので、その差は1%に満たないことになります。
さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT
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関東信越税理士会浦和支部所属
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