非正規率高まる


前日のブログでは若者の正社員が増加していることを取り上げました。
今回は35歳以上の非正規率が高まっていることを取り上げたいと思います。

35歳以上と一言でいってもその年齢幅は広いこともあり、年齢層や性別でみると特徴があるようです。

正社員比率が最も大きく下がったのは65歳以上のようです。
元々定年が65歳としている企業が多いこともあり職の転換期ですが、その後正社員とならず、ワークライフバランスをとりながら働く人が多くなったようです。雇用の受け皿にも多様性が生まれてきているのも一因がありそうです。

就職氷河期世代に当たる35歳~44歳の男性の正社員率は90%で1年前より0.4ポイント下がったようです。
私自身もこの世代ですが、当時は採用側が優位ないわゆる買い手市場でした。ポイントが下がった理由として勝手な想像ですが、何とか就職したものの満足のいく環境ではなかったのかもしれません。

女性は64歳までのすべての世代で正社員割合が増えているようです。企業側が時間や地域を限定して働く限定正社員の採用を増やしていることも一因にあるようです。共働き夫婦が共に正社員だった場合、勤務地に移動があるのような職場では、家族の同居が難しくなることもあります。限定正社員であれば、こうした心配はなくなります。

女性の中で35歳~44歳で見ると正社員比率は45.7%と男性の半分にとどまっています。
子育て世代ということもあり、時間などに融通のきくパートなどが選択されているということでしょうか。

2日間にわたり雇用環境を取り上げてみましたが、同一労働同一賃金が実現する社会になると、こうした正社員や非正規社員という表現も変わってくるのかも知れません。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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