持続化給付金電話奮闘記


新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、厳しい経営状況を余儀なくされている事業者の方も少なくないと思います。
緊急事態宣言も解除へ向かっておりますが、それまでの厳しい状況が帳消しになるわけでもなく、これからの状況の飛躍的な好転が確約されているわけでもありません。
事業を運営する経営者の方は、資金繰り、営業手法など様々な対応に迫られていると思います。

このような状況を乗り切るべく、政府等から種々の支援策が打ち出されているわけですが、要件に該当する事業者の方が申請を第一に考えるのが、持続化給付金ではないでしょうか。
幣事務所でも、お客様サポートとして持続化給付金の申請に関与させて頂きましたが、その際の顛末を記していきたいと思います。

持続化給付金とは?

最大で、中小法人等に200万円、個人事業者等に100万円が支給される給付金です。
申請のために最も重要な要件は、

「2020年1月以降、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、前年同月比で事業収入が50%以上減少した月が存在すること。」

です。
もちろん、その他にも要件がありますが、上記に該当するのであれば、申請を検討するべきであると思います。

申請はそれほど難しくない?持続化給付金

継続して事業を営んでおり、確定申告もきちんと行われているような事業者の方であれば、必要書類等の準備はそれほど難しくないと思います。
ただ、申請がインターネットからのみの受付のため、こちらの対応が苦手という方はいらっしゃるかもしれません。

電話は繋がりにくい

現在はどうかはわかりませんが、当時は繋がりにくい状況にありました。
50~60回ぐらいは電話をかけたのではないでしょうか。
ブログタイトルに、「電話奮闘記」と付けたのも、こうした経験があったからです。

先にも述べた通り、通常の場合、ガイダンスなどをよく読めば、問い合わせ不要で申請することも可能かと思います。
私の場合、稀なケースがありましたので、電話をかけざるを得ませんでした。

応答は2種類ある(当時)

当時、応答は2種類ありました。

  1. 電話が込み合っている旨を伝えられ、通信が切れる
  2. オペレータかファックスによる案内の選択を促される

なお、「2」でオペレータを選択しても、回線が込み合っている旨を伝えられ通信が切れます。

ここからはただの推測です

まず最初に疑問が浮かんだのは、なぜ応答が2種類あるのだろう。ということでした。
私はこう結論付けました。

  • 「1」は、そもそも先方に繋がっていない(電話事業者からのアナウンス)
  • 「2」は、先方に繋がっているが、回線が満杯のため繋がらない

なお、「1」と「2」のアナウンスの声は異なります。
そこで、

  • 「1」の場合は、即電話を切る
  • 「2」の場合は、オペレータを選択して、繋がらなければ即電話を切る

という、戦略をとりました。
この戦略が功を奏したかどうかはわかりませんが、それから15回程度で繋がりました。

この戦略をとるまで、電話は順番待ちになっていると思い込み、通信が切れるまでアナウンスを聞いていました。
他のコールセンターで、アナウンスが流れ続け、一定時間が経過すると通信が切れるという経験があったためです。今回は、アナウンスが2回ほど流れて通信が切れていたので、「早いな」という印象でした。

思い返してみれば、「そのままお待ちいただくか・・・」というアナウンスはなかったと思います。
結果、時間を置き、日を改め、かなりの回数、電話をかけることになってしまいました。

私の推測と戦略は正しいかったのかどうかはわかりませんが、電話が繋がったのは事実です。
この奮闘記が参考になれば、幸いに思います。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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関東信越税理士会浦和支部所属

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