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SMSorSNS?

昨日、楽天が第4の携帯電話事業者となるという報道がなされていました。
2019年の10月からサービスの開始を目指し、計画書ではいわゆる格安スマホ並みの料金が予定されているそうです。
新規参入により、新たな競争が生まれ、利用者がその恩恵を受けることも期待できますが、こればかりは始まってみないと分かりません。乞うご期待というところでしょうか。

そして本日、スマホの実質0円の規制強化というトピックスや、新たなSMSといったトピックスが流れていました。
携帯電話業界にいろいろと動きがあるようです。
今回は、新たなSMSを取り上げてみたいと思います。

SMSからRCSへ

SMSとは「ショートメッセージサービス」の略で、電話番号をあて先として送信するメッセージサービスです。
音声通話対応のSIMカードが入っている携帯端末であれば、ほとんど場合、特段の手続きをせずに利用できるサービスです。
ただ、基本的にはそれぞれの携帯電話事業者が提供しているサービスですので、異なる事業者間の端末でSMSを利用しようとすると、文字数が全角70文字までとなっていたり、絵文字が文字化けするなど利用に制限がありました。

現在、携帯端末でメッセージをやり取りする場合、広く利用されているのはSNSではないでしょうか。
SNSは「ソーシャルネットワークサービス」の略です。略称で表すとSMSとSNSと一文字違いですが、その意味は全く異なります。
SNSで有名なのは、やはり「LINE」でしょうか。今回のトピックスでも「LINEに対抗」とありました。

SMSに新たな機能を加えたRCSは「リッチコミュニケーションサービス」の略で、その機能もSNSに近づくようです。

RCSでできること

RCSでは、携帯電話事業者を問わず、全角2730文字が送信可能で絵文字も共通化、課金方式はパケット通信、音声メッセージや地図情報の送受信にも対応、既読表示機能、QRコードの表示・読み取りによって連絡先を交換する機能、迷惑メールの送信元などをブロック・通報できる機能などを備えるそうです。

ここまでくると、SNSと異なる点が何かと気になるところですが、「タイムライン」は未対応なのだそうです。

仕事に利用するスマホを支給している事業者もありますので、電話番号さえ分かればやり取りできるRCSは、ビジネス面では利用が拡大していくのかもしれません。
名詞に携帯電話番号が記載されていたりすれば、いきなりRCSのメッセージが入ってくるということもあるかもしれません。

一方で、個人利用ではどうかといえば、予想が難しいように思えます。
電話番号はやり取りせず、SNSのアカウントだけ交換するといったことはよくあります。
これには、自己防衛といった意味も含まれていると思いますので、個人利用でどこまでRCSが利用されるようになるかを予想するのは難しいのではないでしょうか。

さいたま市緑区の税理士 渡辺税務会計・KWAT

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関東信越税理士会浦和支部所属

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