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今年の漢字は、「北」

毎年この時期になると発表される「今年の漢字」ですが、「北」に決定しました。

今年を振り返り、「北」が連想されるものとして、北朝鮮が弾道ミサイルや九州北部豪雨の災害などが挙げられています。
この他にも、大谷翔平選手の大リーグ移籍や清宮幸太郎選手の入団で話題となった北海道日本ハムファイターズ、北島三郎さんが馬主であるキタサンブラックの活躍など、世界情勢から嗜好性のあるものまで様々です。

今年の漢字の歴史

今となっては、年末の風物詩と化している「今年の漢字」ですが、一体いつから始まったものなのでしょうか。調べてみました。

「今年の漢字」は、1995年から発表されています。
財団法人日本漢字能力検定協会のキャンペーンです。
なお、「今年の漢字」は、日本漢字能力検定協会によって商標登録がされています。

発表されるのは京都府京都市東山区の清水寺です。
ニュースなどで「今年の漢字」が書いている映像も見たことがある人も多いのではないでしょうか。
書いている人は、清水寺の貫主さんなのだそうです。

さて、誰がいつどこで始めたのかまでは分かりましたが、なぜそのようになったのでしょうか。
日本漢字能力検定協会が「今年の漢字」というキャンペーンをやることは、誰もが不思議には思わないことと思います。
残りは「いつ」と「どこ」です。

12月12日は漢字の日

日本漢字能力検定協会は、12月12日を「漢字の日」と制定しています。
「いい字一字」が「1(いい)2(じ)1(いち)2(じ)」の語呂合わせになることに、ちなんでいるそうです。
原則として、毎年12月12日に「今年の漢字」が発表されます。

場所は立地と人脈?

最後の「どこ」ですが、何故場所が清水寺となったのでしょうか。
これには公式な回答はないようですが、以下の理由が推測されています。

  • 日本漢字能力協会の本部は京都市に所在
  • 清水寺は日本を代表する寺の1つで知名度も高い
  • 清水寺の貫主に日本漢字能力検定協会理事の歴任経験あり

「清水の舞台から飛び降りる」という言葉が日常で使われていることからも分かるとおり、清水寺、清水の舞台は超がつくほど有名で、歴史もあります。
発表を行うには、この上ない舞台です。
そのような中、そこに人脈があったとすれば、舞台の決定に力強い後押しとなったのではないでしょうか。

「今年の漢字」は現在まで引き続いて行われているばかりか、年末の風物詩となっています。
清水の舞台がこれをしっかりと支えているのは、最早言うまでもありません。

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